↓スーパー作文タイム↓
現代社会とメディアの関係。
ある少年は社会、人生、存在意義に嫌気がさして自らの命を絶ったと言う。
この事件の報道によって衝撃を受けた学生達が次々と後を追うようにして同じ行動をとったのは事実で、勿論メディアはコレに注目した。
何故このように学生達は自らの命を絶ってしまったのだろうか。
拡大するメディアの中でいつも影に潜んでいるのはインターネット言う物で、今の現代人には徐々に無くてはならない代物になってきている。
電子の中だけに存在する世界は常に色々な意見が飛び交っていて、誰もが自由に発言することの出来る便利なスペースとなり、老若男女問わずに活用されている。
しかし、このインターネットが便利になるにつれ現実の世界は少しづつ歪んでいっているのもまた事実。
どうしてこのような事が起こるのだろうか。
インターネットの大きく良い点といえば、普段言えない事も言えてしまう、調べるられるという点。
例えるならブログ、チャット、オンラインゲームや掲示板などだろう。
けどコレが逆に悪い点になることだってある。
思春期を迎えた10代の学生なら鬱憤もたまる。
こういう時、誰にも吐き出せない思いが例にあげた場所で吐き出されるのだろう。
自分しか見てないかもしれない、けど中には共感できる人が居るかも。
しかし、インターネットの利用者が全て善人だとは限らない。
中には人を罵倒し、それを喜びと考える者も悲しいが存在する。
現実世界を見つめられなくなった学生達が自分だけのスペースでまた居場所を取られてしてたらどうだろうか。
きっと、死にたくなるだろう。
しかしこの件に関して一番問題なのは学校環境だと思う。
自分の通う学校でイジメられてては良い気分で学校なんかいけやしない。
周りに助けも求められず、ただ自分の殻に閉じこもってしまい、それによってイジメを受け、周りは見てみぬふりをする。
日に日に増すストレスは何処で吐けば良いかなんて、そのうち考えられなくなると思う。
生きていたって辛いだけ。
そういう子達は何を信じて、また何の為に生きていけば良いのか解らなくなり、嫌気を指して死ぬのだろう。
人間いつ死ぬかなんて解らない。
けど何も言えないまま、不安を抱えたまま死ぬのはあまりにも辛すぎる。
誰かが救ってあげないと、とは思うがいざその状況に出会ったら助けることが出来るのだろうか?
私はなんだかんだ言って逃げてしまうかもしれない。
けど、気持ちが解るから助けてあげたい。
そういう時、何処に逃げるのかと言えば、私はインターネットなのかもしれない。
話相手を見つけて話を聞いてもらうかもしれない。
結局、今のメディアとは切っても切れない関係でそれは他の人も同じなのかもしれない。
どうすればイジメが無くなるかなんて考えない。
問題はイジメがあったらどうするかだと思う。
生徒が逃げる前に教師が気がついてあげるべきだと思う。
気がつかない振りをして逃げるのは簡単かもしれないけど、生徒は必死でヘルプサインを出しているかもしれない。
先を生きている人らしく、生徒と真剣に向き合って欲しい。
未然に防げる自殺だってあるかもしれない。
止めるのなんて誰だって良い。
ただ、もう少し生徒や子供達に目を向けて欲しい。
それだけでも、世の中は少しだけ動くはず。
暗いニュースなんかを流している暇があったら、明るい話題に変えて欲しいです。
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